本日もご覧いただき、ありがとうございます。
先日、RTで通勤しているときのこと。
信号待ちのときにやけにガソリン臭いなぁという気がしたのです。
フューエルホースは先日耐ガソリンのものに換えたばかりなのに、イヤな感じだなと思い、少し長めの信号の交差点で停まったときに様子を見てみました。
すると、右のサイドカウル、ちょうどエンジンシリンダの前方あたりにこんなオイルのものっぽい滴りが😨

おいおい、オイルリークかよ、勘弁してくれ、と会社についてから駐輪場で確認してみると、右側シリンダの直下にもこんなふうにオイルが流れたような痕があります。

アンダーカウルのところからも流れている...😨

最初のシミの写真の上部のところにも、前方からオイルが飛んできてついたような痕。

シリンダヘッドカバーにも飛んでいる。

シリンダの熱を外に逃がすカウルのところにも飛んでいます。

更にびっくりしたのはステップの上、場所で言うとシリンダのちょうど後方あたりのカバーのところからも染み出してきていました。
これはけっこうな量のオイルがカウルの中を走行風によって流れてきているように見えます。

昼食を摂ったあとに確認しに行ってみたら、駐輪場に止めた直後はなかったシミがこんなふうにできていました。
ただ、これはオイルと言うよりはどちらかというとオイルミスト(ブローバイミスト)が凝結したもののように見えます。
オイルだったらこんなに広範囲に細かく飛沫がはねたりしない。
粘度が水やガソリンと同等程度に低い証拠です。
たぶん、オイルリークじゃない。
しかし、ブローバイミストなんてどこから漏れるんだ?
しかもこんな前の方で?

ちょうど発覚したのが金曜日だったので、翌土曜日にカウルをはいでリーク箇所を探してみることにしました。
開けてみると、たしかに何かが流れたような痕跡がありますが、オイリーな感じがまったくないのがちょっとヘン。

右のサイドカウルは、駐輪場で見つけた滴り痕のほか、ちょっと薄めのオイル混合物が落ちて流れているような痕跡。
これがカウルの内側を伝って地面に落ちていたのでしょう。

さて、リーク場所はどこだ?
オイルクーラーの出口側。
もしここから漏れていたのなら、もっと粘度の高いオイルが漏れているだろうから、ここである可能性は低い。
確かに漏れた痕跡はなく、そこから生えているホースも車齢にしてはびっくりするくらいの柔軟性を持っていて全く問題ありません。
もちろん、リークするようなクラックの発生もありません。

オイルそのものが漏れているのではないので、たぶんこのオイルラインは無罪。
ですが、念のために辿ってみていきます。

錆びているけどピンホールから漏れているような痕跡も見つからず。


オイルラインはここでクランクケースの中にオイルクーラーで冷やされたオイルを戻しています。

念のため、ガスケットも観ておきます。
ガスケットが抜けてオイルが噴く、ということもないこともないでしょう。
が、そのような様子はなし。

とりあえず、カウルを外したからスロットルボディを掃除しておきましょう。
右側のアイドリングスクリュー。
いつもよりちょっとオイリー度が強いかな。

ペーパーウエスで簡単に拭い取れます。

スロットルボディ内は基本的にきれいな状態でしたが、エンジン側にこんなブローバイミストの凝結したような液体が。

ブローバイミストとそっくりの匂いと色合い。
ですが、ここにこんな物が溜まっていたとしても、これが外に出てあんなに滴るほどの量が出ているとは到底考えられない。

意外なことに、アイドリングスクリューホールはきれいでした。

左側はいつもの通り煤だらけ。

アイドリングスクリューホールも煤がびっしり。

スロットルボディ内も右側に比べて黒い。

エンジン側はもっと黒い。

やっぱり左側はエンジンコンディショナーで洗わないわけにはいかない。

拭うとこれだけの汚れが溜まっていることがわかります。

すっきり😊

じつは、記事にはしていなかったのですが、前回のスロットルボディ掃除のとき、バックプレッシャバルブの中のバルブをはずしていました。
なかったらどんなふうにエンジンが変わるかな、という検証をするつもりでした。
これが直接の原因かどうか、オイルフィラープラグに、ヘッドカバーの内側から染み出したオイルがけっこうな量溜まったりするようになっていました。
前方にはその染み出したオイルが少し溢れて流れている痕跡も。
実際、会社についてエンジンを切った直後にこのフィラープラグをはずしてみると、内圧によって蓋が押し出されるということも経験しています。
バックプレッシャバルブをちゃんとつけているときはここまでオイルが染み出すことはありませんでした。
一方、中のバルブのボールをはずしていてもガスが出ていく方向に対してはけっこうな抵抗があるので、ボールを入れて BPVを有効にしていれば余計に抵抗が大きいはずで、ここまで内圧がかかるのはちょっと不自然な気はします。

しかし、バルブのボールをはずしてから内圧が高くなったのは事実なので、再度バルブを戻して有効にしてみることにしました。
ちなみに、ここからのブローバイミストの漏れも疑っていましたが、場所的にシリンダの後ろ側であり、走行風がこの写真で見て右から左に向かって通っていくので、ここから漏れて冒頭のサイドカウルの場所に滴るほど回っていくということは考えにくい。

はずしたスプリングとバルブのボールです。

BPVのケースを分解します。

中にブローバイミストが溜まっています。
赤い矢印で指したミストの凝結体ですが、ちょうどこれくらいの粘度が滴っていたという印象です。
しかし、どうやったらこれが前方のカウルのところに回るのか、皆目見当がつきません🙄

とりあえず拭って...

スプリングと...

ボールを復旧して...

組戻しておきます。

車体にも復旧完了。
向きを間違えないようにね。

結局、オイルミストと思われるものの由来・発生箇所はわからず、対症療法とも言えないような作業をして閉めました。
これでしばらく様子見、というのはいかにも不本意なのですが、様子見します😢

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