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拙宅、2年ほど前に和室で茶道教室ができるように模様替えをいたしまして、奥さんが茶道教室をはじめました。
上の記事では畳表と縁を換えただけですが、記事にはしていないけど、炉も切りました。
元々お茶をすることを前提にした和室の設計ではないので、床の間や炉の位置には苦慮しましたが、まあそれはそれ、ということで生徒さんがきてくれるようになりました。
ここ2年で生徒さんもお稽古を重ねてきたので、それぞれの生徒さんが『亭主』(お茶会の主催者)になってお茶会をやってみることになりました。
その第一回は昨年12月のクリスマス直前の日曜日。
お茶会というと堅苦しいイメージがあるようですが、本当は亭主と客人が楽しくお茶を楽しむもの。
なので、初回は生徒さんじゃないんだけど、お稽古を手伝ってくれている男性がちょっと型にはまらない趣向を凝らしてくれました。
茶花にはクリスマスらしく雪だるまをあしらってあります、可愛らしいですね。
今回は濃茶です。
主菓子とお干菓子はこれだけあります。
主菓子の方は、これもクリスマスらしいお星さまがついたお菓子。
お干菓子もいいですね。
茶道具もいつも手伝ってくださっている男性がお持ちくださいました。
お茶碗は基本的に土物が多いですね。磁器が使われることは稀のようです。
掛け軸もちゃんとかけてあります。
この日の会記。
使っている茶道具を書き連ねます。
掛け軸がかけられている床の間のところにはその茶道具たちを保管している箱が並べられます。
先生(私の奥さん)がいろいろ説明しています。
なんだか生徒さんにいろいろ教えるのが楽しくて仕方ないらしい😊
左側の男性が今回の亭主。
最初にご挨拶してお茶を点てに入ります。
お茶を点て始めるタイミングでお菓子を回して客人に先に食べてもらいます。
順番に回ってくるので、主菓子とお干菓子をお懐紙に取ります。
私の目の前にも来ました。
これが茶道のお楽しみ😊
お濃茶を点てています。
お濃茶は薄茶と違って『練る』ような感じ。
お茶を頂いたあと、茶道具を拝見します。
これは香炉を茶入に使っているものとのこと。
こういう遊び心も楽しい。
茶杓。
通常、茶杓は竹でできているものですが、これは珍しい(私が知らないだけ?)鹿の角を削り出したものらしい。
茶入を入れる『お仕覆』。
私とは別の客人(客の生徒さん)がお茶を頂いたお茶碗です。
美しいですね、曜変天目かと一瞬思ったのですが、違う😅
談笑中😊
あれ、こっちが香炉を茶入にしたほうだったかな?
お茶の色が映えますね。
お濃茶のあとは薄茶でいつものお稽古に移行します。
新しいお菓子も出ますよ😊
生徒さんがお茶を点ててくれます。
薄茶では茶杓に2杯のお抹茶を使います。
先生である奥さんもお茶を点てます。
こうして、クリスマスの楽しいお茶会は無事終了😊
生徒さんみんながみんなこういう茶道具を持っているわけではないので、いろいろ工夫しながら茶道の心を楽しんでもらえるといいなと思います。
生徒さん、みんな素直でいいですね、ありがたいことです。
■撮影機材
Nikon D750
AF-S NIKKOR 24-120mm F4 G ED
Micro NIKKOR 55mm F2.8S
SIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Art