本日もご覧いただき、ありがとうございます。
乗っているR1150RTの車検がもうすぐ満了する。
ということで、10月下旬くらいからオイル交換したり、スロットルボディを掃除したり、あちこち点検をしていました。
そうしたら、あららなんと、フロントタイヤがもう寿命を迎えているのを見つけてしまいました。
リアの方はまだいけます。
RTはフロントヘビーのためか、駆動輪ではなく、フロントの方が早く摩耗していく傾向があります。
フロントとリアが同じように摩耗して、同時交換できたのはBridgestoneのBT-023 Front GT Specくらいでした。
(まあ他のタイヤも同時交換したけど、正直、リアの方はもうちょっと使えるかな? って感じだったのを、もういいやって換えていました。)
すでに車検の日程は決めており、陸運支局の予約もすませ、当日の有給休暇も確保済み。
ということは車検当日までもう2週間ない、ということです。
これは困ったぞ、ということで、いつもお世話になっている中川タイヤさんのHPをチェック、するとどうやらいまはいているPirelli Angel GT2の在庫があるみたい。
電話するとサイズもピタリだったので『今から行きます〜』と言って取り置いていただき、ジャケットを着替えて自宅をスタート。
ODOは 143,086km、前回の交換は前後同時で 130,818kmだったのでフロントは12,300km弱しか持たなかった、ということですね、いままでのタイヤに比べるとちょっと短いかなぁ。
でもリアはまだ2〜3,000kmくらいは走れそう😊
中川タイヤさんは吹田の方、ツーリングを兼ねてのんびりいきましょう。
京都市内から京都縦貫道で亀岡まで走り、高速をおりてからR423を大阪方面へ。
亀岡の街を抜けると山道に入ります。
もう秋の景色ですね。
峠を越えてから気持ちのいいワインディングを縫っていきます。
この道は学生時代から京都に遊びに行くときに走っていた道。
一部道路が付け替えられているところもありますが、基本的には昔のまんま。
60kmほどを走って中川タイヤさんに到着しました。
なんだか自宅で観たときよりもさらに摩耗が進んだみたい。
そりゃ60キロも走りゃそうなるのは当たり前なんですが、何となく、もうスチールベルトが顔を出しそうな表面状態ですね。
はずしてもらったタイヤを観察してみます。
よく使うショルダーまでの中間部分は完全に溝が消失してしまっていますね。
これでは車検は通らん。
右側のオレンジの部分はまだタイヤの丸みが残っていますが、左側の赤い矢印の部分はなんとなく平らになってしまっている印象。
確かに現状、左右でハンドリングがまったく違うのです。
右コーナーは素直だけど、左コーナーはハンドルが切れ込む。
こうやって見ると、右側はまだスリップサインまで少し余裕があるのに、左側はスリップサインはおろか、溝も消失してしまっているのがわかります。
だいたいいつも左側のほうが減りが速いのですが、今回はその傾向も顕著な気がする。
新しいタイヤは今回外すタイヤとまったく同じ、PirelliのAngel GT2です。
こんどはSTの方を履いてみようかと思ったのですが、リアにはR1150RTのサイズである170の設定がないんだそうです。
いずれリアも換えることを考えると、素直にGT2にしておくべきですね。
この交換サイクルは、最初のタイヤ交換ではいたMICHELINのPilotRoad2と同じで、この次は2〜3,000キロ遅れてリアのみ交換、するとまたフロントが早くなくなるので、さらに10,000キロ後に再びフロントタイヤ交換、そして、その次にやっとフロント・リア同時交換ということになりそうなので、36,000キロ後に同時交換か。
それまでGT2ってあるかな、ない気がするな...😅
まあいいや。
交換完了したので、再び亀岡経由で帰ろう。
京北方面に寄り道して皮むきもしようね。
今回はフロントだけの交換だったけど、やっぱりハンドリングの傾向はフロントが大きく影響するだけに、走り出した最初の左折でその素直さが思わずにんまり。
リアを換えていないから乗り心地はあんまり変わんないかなと思っていましたが、どうしてどうして、フロントのあたりがマイルドになるだけで随分乗り味が良くなったぞ。
前に感じた気持ちよさを思い出した。
バイクを傾けるだけで自然に舵角がついてすい〜っと回っていく。
この素直さは疲れなくていいな〜
この素直さが長く続いてくれたらいいんだけど、そうは問屋が卸さない。
せめて、左右が同じように減ってくれて、左右でハンドリングに差が出ないといいんだけど、どうも(私の)RTは左のほうが偏摩耗するんだよな。
ほかのR1150RTや、その兄弟車ってみんなそんな傾向なんだろうか?
まあ、ここまでの皮むきではまだハンドリングが悪くなるなんてことはないのでいいんですが。
36,000km後にはまたBridgestoneに戻ってみてもいいかもな。
ここ京北では、市内に比べて少し早く秋の空気感になっていました。
帰宅したときのODOは143,251km。
タイヤを入れ換えてからちょうど100km走りました。
左右ともちゃんと皮むきできたみたいですね。
さて、再びこのフロントタイヤの寿命距離、12,000kmを走るのに何年かかるかな?
ガソリンがもう少し安くなってくれりゃ、走ろうって気にもなるんですがね。