Garage Kachi R1150RTいじくり日記と時々ツーリング Season2

BMW R1150RT / Dedacciai Strada Vertigineで写真撮りながら走っています。

BRM302 Cafe de Ushimado 残り35キロを完走できるか?

本日もご覧いただき、ありがとうございます。

 

JR播州赤穂駅前のセブンイレブンで燃料補給をしたあと、身体に変化が。

補給前よりも明らかに脚が軽く回るようになりました。

まあ相変わらずちょっとした坂ではヤイトくんに離されるのですが、それでも平地になるとどうにかついていけるくらいまで回復した。

あと35kmなら、これならなんとかなるだろうという希望が見えてきた。

 

日がだいぶ傾いてきて、自分たちの影が長く道の向こうの方まで伸びるようになってきた。

あと一時間もしたら日が暮れるでしょう。

 

そして18:00前にゴール前の最後のPCであるファミリーマート相生文化会館前店に到着。

レシート保管です。

あと25kmなので、まあよほどのトラブルに見舞われない限り、時間内完走はできるでしょう。

 

休憩も程々にリスタート。

ここまでの平均速度は15.6km/hと褒められたスピードではありません。

私のスタミナ切れが祟って平均スピードが落ちている。

しかもここから先は、アップダウンがそこそこある七曲りの海岸線を走るのであまり楽観視ができないのも事実。

流石に15km/hを下回るまで落ちることはないだろうけど。

 

すでに前後ともにライトオンです。

 

 

七曲りは本当に南向いたり東向いたりで、走っている割には前に進んでいる感覚が乏しく、特に右手に沈む日や夕焼けが見えると『もっと左向いて走りたいんだがな...』という衝動に駆られる。

でもまあ、地図上では南下しているだけであっても、道のりとしては確実に距離を稼いでいるので、美しい風景を楽しみながら心穏やかに走りましょう😊

 

こういう光のグラデーションを見ると寒さも忘れる。

 

マジックアワーですな。

 

 

思わずヤイトくんから『お〜、写真撮っとこう!』と提案が出たほど。

せっかくだからバイク入れて撮ろうや、ということで2台並べてパチリ😊

 

海に浮かんでいるのは牡蠣筏かな。

 

この風景に最後の力をもらいまして、11時間24時間経過、183キロ地点から最後の17kmを走り出します。

 

街灯がないので自転車のヘッドライトだけが頼り。

明るいヘッドライトはブルベでは必須ですね。

 

室津漁港を見下ろす高台を通過。残り少ないと思うと案外心も軽く、脚も回る。

 

この道はR250。

ヤイトくんいわくには、国道は斜度がだいたい6%以下で造られるからさほどきつい坂はないはずだよ、ということで、たしかに脚を削られるような激坂はなく、ちょっと上ったらまた下る、というのを繰り返す、割にリズミカルな道に思えます。

 

とある交差点で赤信号に捕まったとき。

あと10キロだ。

平均速度は16km/hをわずかに切っているけど少し戻してきているから、いまのペースで走り続ければたぶん16km/hで終えられるんじゃないかな?

 

と思いつつ、姫路の市街地に近づくにつれて信号も多くなってスピードレンジが低くなっていく😅

 

そして、最終ゴールに到着したのは12時間38分経過、205km地点です。

いや〜、どうなるかと思ったけど、なんとか200km走れた〜

 

他のランドヌール・ランドヌーズたちも、すでに到着している人、あとから到着する人、続々集まっています。

 

ここで温かいコーヒーを買ってレシートを保管。

これがゴールタイムの証拠です。

公式には07:00スタートで19:34のタイムスタンプのレシートなので、12:34分でゴールしたと記録されます。

いや〜ほんと、お疲れさまでした😅

 

最後はスタート地点にほど近い姫路市勤労市民会館の3階会議室でゴール受付をしていただけます。

あ〜、和室だって。

寝っ転がって動けなくなるんじゃないか😂

 

ホワイトボードがウェルカムボードになっていました。

どうも姫路主催で4月から7月にかけて300km、400km、600kmを企画されているようです。

 

今回もいっしょに走ったヤイトくん、実はAJ北海道のスタッフでもありまして、許可を頂いてホワイトボードになにか書き込んでいました。

 

『AJ北海道より 2025に1200kやりまーす』だって。

コース設定もそうですが、宿との交渉やらいろんなこと、1200kmともなるとやることがたくさんでタイヘンなんだそうです。

 

こうして、市民会館和室でゴール受付をしていた他のランドヌール・ランドヌーズたちとも親交を深めたあと、連泊するヤイトくんのお宿(私もこの朝まで泊まっていたところね)まで戻って、預かってもらっていた荷物を受け取りました。

 

本当はいっしょに晩飯を食べて帰りたかったのだけど、このあと私はクルマを2時間近く運転して帰らなくてはならず、疲労した身体で飯を食ったあと、あまり遅くなるのも危ないだろうというヤイトくんのご配慮に甘えて失礼させていただくことになりました。

 

京都市内に戻ってきたのは23:00前くらい。

運転中は意外やそんなに眠気も感じず、のんびり走って帰ることができました。

 

ところが、自宅について、自転車以外の荷物をおろしてスマホにサイコンのLogを吸い上げたところ、なんとなんととんでもないことが😨

一応走行距離、経過時間、消費カロリーなどの数字は取れているけど、肝心の軌跡が全く出てこない。

10km毎に取ったラップタイムももちろん消失😭

このピンがあるところはスタート地点で、そこにスタートとゴールのピンが重なって配置されているだけ?

え〜〜〜〜!?

そりゃないぜ、こんなにしんどい思いして200km走ったのに〜😱

 

なんてことをグループLINEでヤイトくん、itaruちゃんと話していたら、ヤイトくんが自分が取ったLogのGPXファイルを送ってくれました。ありがとう、ありがとう🥺

今回の3回にわたる記事の中で書いた経過時間と累積走行距離の記録はこのLogと写真ファイルのタイムスタンプをもとに取得しました。

本当にありがたいことです。

上り坂では私が圧倒的に遅かったのですが、だいたい坂のピークでヤイトくんが待っていてくれたので、まあ全体としては私の走行Logと一致していると思っていいでしょう。

 

今回もヤイトくんが誘ってくれたおかげで走ることができた200kmブルベ。

前回同様、引っ張ってもらうばっかりで、私は足を引っ張りっぱなしだったけど、しんどくても楽しい200kmでした。

今回は、前回の淡路島と違って気温が非常に低く、スタート時点で氷点下4度、山の中と牛窓の海沿いでは雪に降られ、コース全体の半分くらいは向かい風に抗うというかなり厳しいものでした。

それでもなんとか時間内に完走できたのはヤイトくんが引っ張ってくれたからですね、本当にありがたいことです。

クルマで京都に戻ってきたときは、外気温は3度と出ていたのですが、あれだけ寒いところを走ってきたのに外に出たときブルブルって体が震えた。

どうも芯まで冷えていたようで、2時間弱のドライブでも温まっていなかったのか、とにかく寒さがえらくこたえた。ガタガタと震えが止まらないのであります。こんなコト初めてだなぁ。

ブルベ翌日と翌々日は体中が痛くて閉口しましたが、3日目くらいから回復してきました。

前回の経験から、ブルベのあと2日めの月曜日は大事を取って有給取っておいて正解でした。

 

それにしても、200km走破というのは達成感がすごく大きいけど、獲得標高が高いとけっこうこたえますね😅

今回はヤイトくんのLogデータでは1840メートルくらいの獲得標高でしたが、ヤイトくんのホームグラウンドである北海道だと200kmブルベだと獲得標高500メートルくらいだそうで😅

そんなブルベだと私でも比較的楽に走れるのかなぁ、そんなに甘くないか😂

 

最後になってしまいましたが、今回も誘ってくれたヤイトくん、ありがとうございました。

また、お世話してくださったAudax Kinkiのスタッフの皆さん、ありがとうございました。

 

■撮影機材

 Canon PowerShot G7X Mark II

 iPhone13 ProMax

 COMTEC HDR-352GHP

 

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