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私が9年ほど前から愛用しているデジタル一眼レフカメラ、Nikon D750。
いまのショット数は18,000枚を超えたくらい。
最近のカメラらしく、防塵防滴仕様で多少の雨くらいだったら耐えられるだけの防水性能を有しています。
ですが、ある日気がついたのです...
あれ? ここのビス、はずれてるじゃん?
ほら、確かにはずれてるぞ?
なんだよこれ。
これじゃ防滴設計もなにもあったもんじゃないな。
だいぶ前、いまはもう故障してしまって退役させている、同じNikonのCOOLPIX7700(P7700)も、こういうビスではないのですが、ストラップをかけるアンカーが外れたことがあります。
フィルムカメラの頃のNikonのカメラなんて、こんな、ビスが抜け落ちちゃうなんてコトありえなかったのですが、最近のNikonカメラはどうもこういうしょーもないコトが起こるんだよな〜
とまあ、上の記事でカメラの外装を固定しているビスを扱ったことがあるし、もしかすると同じビスかも、Nikonどうしだし、ビスの長さもネジのピッチもピタッと来るんじゃないかな?
と思って比べてみたら、見るからにジャストサイズっぽい。
P7700はもう使うことはないので、部品取りでビスを使わせてもらおうという算段です。
こんなことのためにわざわざ大阪の心斎橋のサービスステーションに行くのもバカバカしいし。
P7700から抜いてみました。
あまり長いと、D750の外装を止めているもともとのビスよりも長くなって、内部のパーツに干渉する可能性がないとは言えないけど、D750側のねじ込み箇所を観察するとたぶん行けそう。
ビスの頭の厚さ(高さ)もたぶん共通。
防滴設計のD750側には、毛細管現象を防ぐようなシリコンやゴム系のワッシャは見当たらないけど、たぶん、オリジナルもこのビスのみの固定だと思われます。
ねじ込んでみたら、全く問題なくねじ込めました。
移植完了。
締め込みトルクが緩すぎるとまた緩んで外れる。
さりとて強く締めすぎるとビスのアタマを舐める。
その力加減が難しい。
まあこれで移植完了です。
ひとまずこれで事なきを得たのですが、上の方でも書きましたが、こういう細かいところのNikonの品質ってちょっと疑問符をつけたくなるところ。
Made in Japanの頃はこんなことなかったけど、Made in Thailandになってからちょいちょいあるの?
まあ、P7700は Made in Chinaだったので、Made in Thailandでよくあるとはいえないけど、日本製造と同じ基準で品質管理をされているであろうけれど、たぶん、そういう基準で明文化されていない、もっと細かい『人による最終の仕上げ』的なものがあるのなら、それが日本国内の仕上がりと差があるのかもなという印象です。
とりあえず今回直ったけど、いちど緩んでいるところだし、ちょいちょい確認して緩みがないか、脱落していないかは確認したほうが良さそう。
もし緩むようなら、バイクに使っているネジロック材(LOCTITE)を塗布してもいいかもね。
でもね、Nikonさん、こういうところ、しっかり作ってくださいよね😑