本日もご覧いただき、ありがとうございます。
さて、京都御所の中を観に行きます。
ここは予約も不要。
順番に入っていきますが、外国人のお客様の姿も多いですね😊
『光る君へ』の年らしく、源氏物語の屏風絵が飾られています。
私の拙い説明よりも解説を読んでいただいたほうがいいね。
日数が経ってから記事を書くと、頭に残っていることも減ってくる😅
ここ、建物どこだっけ?😅 確か『諸大夫間』😅
覚えているのは、天皇陛下に見えるときの待合室だということ。
左から右に行くに従って待つ人の位が上がっていく。
赤い縁が低く、右に行くに従って上に上がるのです。
更に進むと、さきほど外から見た建礼門。
門の両脇の塀ですが、5本の横線が入っています。
お寺でもそうですが、この線が多いほど格が高い。
御所の建礼門のところの塀ですから、当然五本線が最高位なのでしょう。
承明門の前まで来ました。
その門から紫宸殿が見えます。
あそこに後でスゴイものがでてきます😊
遠くからでもその姿がちょっと見える。
ぐるっと塀を回って南庭に入るとそれが見えてきますよ。
そう、この先に天皇陛下が即位の際にのぼられた高御座が飾られているのです。
こちらは皇后陛下がのぼられる御帳台。
その前に右近の橘、左近の桜の説明もありますよ。
こちらはまだ南庭には入っていませんが、お花の展示も。
こちらは紫宸殿の屋根のカットモデル。
こうやって見ると、美しさと軽さを両立しているのがよくわかりますね。
右の方に写っている3つの爪楊枝みたいなのは屋根を固定するための木製の釘です。
こういうところのパーツひとつひとつが匠の技。
『紫宸殿』の書。
下から見上げたときに普通に見えるように、上の方を少し大きく書く遠近法(?)で書かれています。
その下に、即位されたときに天皇陛下がのぼられた高御座がありました。
これはいいものを観ることができました、ありがたや。
いつだったか、今上陛下が即位のパレードをされたときのセンチュリーのオープンカーもどこかで展示されていたのですが、それは残念ながら観ることができませんでした。あっちも観たかったなぁ。
清涼殿です。
平安中期はここが天皇の御殿であったとのことです。
横には一年の行事が書かれています。表と裏両方に書かれている。
ここも右近と左近に木が植えられていますが、なぜか横並びではなく左近のほうが前に出ています。
これがなぜなのかはガイドさんもご存じなく、『こんどお会いするときまでに調べておきますね』と約束してくださいました😊
宮廷での装束。
男性の束帯と女性の十二単。
小御所まで来ると御池庭が見えてきます。
残念ながらお庭に降りることはできませんが、美しい庭を楽しめます。
桜も咲き始めた。
向こうに見える黒っぽい建物は『地震屋』と呼ばれる避難用の建物。
地震が発生したときに皇族方が避難するための頑丈な建物だそうです。
京都には若狭から高野あたりまで走る長い『花折断層』というのが走っていて、けっこう地震が多いのです。
実際、私も京都に来てからそこそこの回数地震を経験しています。
御三間。
暫くの間、明治天皇の臨時のお住いになったところ。
どうも源氏の画の襖のようです。
説明書きもあります。
ガイドさんにご案内いただくのはここまで。
このあと、お昼を挟んで仙洞御所に入っていきます。というところでもう一回だけ続きます😊
■撮影機材
Nikon D750
AF-S NIKKOR 24-120mm F4 G ED
露出設定:絞り優先自動露出(適宜露出補正)
ISO感度設定:100〜1600