本日もご覧いただき、ありがとうございます。
御所案内のボランティアガイドの方とお別れしたあと、仙洞御所の入場時間の13:30までにお昼をいただかないといけない。
近くには美味しいお肉のお店があったりするのですが、時間が中途半端で間に合いそうもないので、京都御苑内にある中立売休憩所でお弁当をいただくことにしました。
ここのお弁当をいただこうと。
幕の内弁当には割り箸ではなくてちゃんとしたお箸がついていました。
御所らしく、菊の御紋がついている。
お弁当についているお箸なのでもちろん漆塗りなんてことはなく、プラスチック製でしょうが、なんとなくありがたい感じがします😊
これだけでもお腹いっぱいに😅
奥さんは寿司盛合せだったのですが、写真撮り忘れ😅
定刻になったので集合場所に行きます。
申込みのときには免許証やマイナンバーカード等の身分証明書で身元を明らかにし、入場するときは手荷物を検査、危険物を持っていないかをチェックされます。
入場したあと、この待合室で全員集合、ガイドさんに伴われて回っていきます。
先頭はガイドさん、最後尾には皇宮警察の職員さんがつきます。
さすが、セキュリティしっかりしていますね、こうでなくちゃ😊
仙洞御所のガイドパンフレットをいただきます。
さあいよいよ本番ですよ。
最初に見えてきたのは京都大宮御所御車寄。
大宮御所の玄関で、いまでも天皇皇后両陛下や上皇上皇后陛下がお越しになったときに使用されています。
当然ですが、もともと日本建築の古い建物ですが、現在では内部はエアコン等を完備して快適に過ごせるようにされています。
これからあのウネウネとした小径をたどっていきます。
御常御殿と南庭です。
大正年間に内部を洋風に改装、庭には紅梅、白梅、竹林、松が植樹されて、『松竹梅の庭』と呼ばれているそうです。
その紅梅がいま盛りでした。
お庭には『北池』と『南池』の2つがあります。
その北池がまず目の前に現れました。
あそこに見えるのが紅葉橋で、そこの下をくぐる水路で北池と南池がつながっています。
鷺さんがいますね。
何となく、このお庭なんて野鳥にとってはパラダイスなのかもね、と思ってしまう。
桜が咲いていたら最高だろうなあと思うロケーション。
2枚前の鷺さんがいる写真を撮ったところから川鵜さんが見えていましたが、路を進んでいったらすぐそばまで来ました。
あっちの方にも鷺さん。
池の水面はベタ凪で鏡のよう。
平和を絵に書いたような風景です。
これは何の木だっけ、訊いたけど忘れちゃった😅
醒花亭です。
お庭の最も南の位置に北を向いて建っている茶亭で、南池を一望できます。
中に入れないのが残念ですが、想像だけでもええ感じなのが伺えます。
いいですね、この詫びた感じ😊
鴨居の上に掲げられている額は、中国明の時代の郭子章の筆で、李白の詩だそうです。
年月を経て苔むした灯籠。
ちょっと後ろ髪を引かれつつ、醒花亭をあとにします。
端正な佇まいですね。
途中、八ツ橋の藤棚もあったりしたのですが、藤の花はまだシーズン前、最後に双新亭までやってきました。
1884年(明治17年)に近衛家から献上された茶室だそうです。
これで仙洞御所の観覧はおしまい😊
いやあ、いいもの見せていただけました。
清和院御門から外に出たのですが、その手前にデジタルサイネージ。
色んな情報が表示されていました。
QRコードも表示されているので、欲しい情報がスマホで入手できる。
最近は本当に便利になりましたね。
運営側も簡単に情報をアップデート/差し替えられるしね😊
15,000歩あまりを歩いた二人は少しお疲れ気味。
河原町通まで出て、カフェで一服して帰りましたとさ。
京都はいいね、ちょっと歩けば名所旧跡に出会えるし、ボランティアの方々もいろいろ親切に教えてくださるし、次回以降は別のコース、特に幕末コースも楽しみに来てみたいなと思います。
■撮影機材
Nikon D750
AF-S NIKKOR 24-120mm F4 G ED
露出設定:絞り優先自動露出(適宜露出補正)
ISO感度設定:100〜1600