本日もご覧いただき、ありがとうございます。
ブログをFC2からHATENAに乗り換えて半年経過です。
その間もけっこうな数の写真を撮ってきました。
もともと風景写真が好きで、風景写真を種に撮影しています。
そんな写真の中から、お気に入りの写真を何枚か。
■冬(Winter)
昨年の冬の大雪。
雪が積もって色という色が消えました。
唯一、遊歩道を歩いている人の服とバッグが差し色のように浮かんで見えました。
同じ日、鴨川に鷺か何か、鳥がいました。
寒い中、水の中にいて冷たくないのか、と思いもしましたが、水の中に足を浸けておいたほうがかえって暖かいのかとも思ってみたり。
冬の厳しさにも耐える野生の逞しさを垣間見た大雪の散歩道。
■春(Spring)
春になれば自転車で走るのもためらいはなくなります。
京北・周山街道沿線。
すぽんと撮ったなんてことのない写真ですが、満開の桜の木に抱かれたような格好で佇むバスの停留所がいい休憩場所です(本当はそんな使い方はいけないのでしょうが😅)。
夏ジャージだと寒いけど、冬ジャージだとお昼を回ると暑い、そんなときにこんな日陰で涼むのがいいクールダウンになるのです。
京北まで行かなくても、市内、インクライン近くでもこんなステキな枝垂れ桜を見ることができます。
放水路に沿った庭から伸びる桜の枝、そこに咲き誇る桜の花びらを自転車で観て回れるのは、小さな町、京都に住む者の特権と言えるかも。
気が向いたら自転車を出してさくらを愛でに出かけることができる。
こんな風景、東京にいたときは簡単には見に行くことはできなかった。
住む場所にもよるのだと思いますが、京都なら長くても10分も漕げば桜を愛でることができる。
こんな恵まれた環境、なんと贅沢なことか。
■夏(Summer)
これは京都ではなく、乗鞍岳。
ShimaQさん、TREKさんと3人で自転車で上った乗鞍岳の畳平です。
京都では連日36度を記録している猛暑の中、ここ畳平での気温は10度ちょっと。
上りきったばかりのこのときはこの半裸のような格好で気持ちよかったのですが、向こうに見えているロッジで食事して出てきたら、寒くてウィンドブレーカを着込むほどでした。
自転車で久多方面に行ったとき、北山友禅菊に出会ったので、その翌日に奥さんを連れて行ってきました。もちろんクルマです😊
このお花畑に奥さん大満足。
奥さん孝行できてよかった😊
このときはいただきもののMicro NIKKOR 55mm F2.8を持っていって、マクロ撮影にも挑戦。
超久しぶりのマニュアルフォーカスを、マイクロプリズム・スプリットプリズムのないデジカメのファインダでピントを合わせる難しさを感じながらもハチさんを撮ることに成功しました。
■秋(Autumn)
これも京都ではなく、兵庫県・高源寺です。
丹波地方でも特に紅葉の名所として有名なようです。
ひんやりした空気の中で観る暖かい赤の色彩。
その翌週にはやっぱり奥さんにも見せないと、と思って同じ丹波の岩瀧寺にやってきました。
赤と青のコントラストがきれいな山間のお寺。
たくさんのお地蔵様がいらっしゃいます。
そのお茶室の外の岩の上に落ちた紅葉。
この濡れた岩と赤いもみじの組み合わせが、無機質と、生きた葉の対比。
晩秋を経て、また冬に戻っていくのです。
京都では、四季の中でも秋は格別。
昔から大好きな永観堂。京都の東山の麓にある。
そして祇王寺。こちらは京都の西の端、嵯峨野にある。
こういうところを一日で自転車でハシゴできちゃう。
ありがたや。
■おまけ
2022年ですが、皆既月食を観測したときの連続写真。
このときは皆既月食と同時に天王星の掩蔽も起こる、大変に恵まれた観測条件でした。
その瞬間を捉えることもできました。
前回、この珍しい天体現象が見られたのは信長の時代、442年前、次回は322年後。
これからもきれいな風景に出会ったら一瞬の光を切り取り、珍しい天体現象があったら残していきたいなと思います。